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冬の食べ物

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これは餅つき機で餅をついているところ。
実家が兼業農家だったため、日本ではもち米など買った事がなかったが、こちらに来てからはカリフォルニア産のもち米をよく買う。子供たちは餅が大好き。おやつにインスタントラーメンを食べられるよりは餅の方が良いので、よく、餅を搗く。
昔のように火鉢で炭火で焼けないのが残念だが、、そんなの、今時日本でも無理に近いだろう。
子供たちは電子レンジでチンしてお醤油つけて海苔で巻いて食している。お雑煮のリクエストも多々ある。いつも5合か、一升餅をついて冷凍しておくのだ。本当に便利な食べ物でもある。
餅つき機が無い頃はすり鉢の大きな物を使って、太いすりこ木で、トントン搗いてて作っていた。子供たちも遊びながら、楽しんで搗いていたが、今は食べることさえ出来ればいいそうなので、餅つき機、非常に重宝している。

昔は12月に入ると、親鸞聖人の誕生日を祝う(と記憶している)おとり越しの供え物の餅を家族みんなで搗いて、丸めた物だ。
そしてまた、暮れになると、お正月の鏡餅、冬の間中食べる切り餅をついた。木臼と杵で搗いたことを周りにあった火鉢、石油ストーブと共に断片的に覚えている。
盲目だった祖母が、それは上手に同じ大きさで搗いた餅をちぎり、私たちが丸めたなあ。

思い出しながら、今日は丸餅を作った。
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おばあちゃん、目が見えていても、おばあちゃんみたいに上手くできなかったよ~~。
by sonnenblumensan | 2006-05-08 22:26 | 郷愁
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